先週末(8月9日)、第一四半期の決算発表を行いました。
決算の概要については、以下のサイトにて閲覧できます。
今回の決算は上場来初の赤字決算ということで、各メディアでも大きく取り上げられました。
中には、業績回復に向けて苦戦している、という論調のものも見受けられました。
しかし、今年の6月に創業社長の笠原からバトンを受け取った新経営陣は、短期的に冷たい河を渡らなけらばならない状況である事を理解しつつ、中長期的にユーザーに本質的な価値を提供出来るという確信のもとでバトンを受け取っています。
引き続き、ユーザーに本質的な価値を提供すべく全力で取り組んでいきたいと思います。
ところで、僕自身はベンチャー企業でCFOをしていた事もあるので、それはそれで赤字の企業をマネジメントをする、という経験もしているわけですが、ベンチャーで恒常的に赤字を出している企業をマネジメントするという経験と、ビジネスモデルが確立している企業が赤字になる瞬間のマネジメントをするという経験は、正直言ってまったく別物です。
ただ、ベンチャー企業での経験がある分、「動揺」や「不安感」のようなものは全くないですし、適度な「緊張感」と「危機感」の中で、基本的には「やるべきことをやり切る」というスタンスです。
やるべき事はシンプルに2つ。
一つ目は、
「構造的な赤字は絶対に許さない」
二つ目は、
「再成長に向けた投資はやり切る」
です。
どちらも、中途半端に先延ばしすることなく、いかに短期間でやり切るか。
それをやり切る覚悟が経営陣に対して最も高いレベルで求められていると思います。
ここを第二創業の起点とするために、全力で取り組みたいと思います。